編集主幹のダーツの旅

本紙編集主幹 千葉 誠一(ちば せいいち)

本紙編集主幹の千葉誠一が地域ごとの私塾事情を探るため、ダーツが刺さった地域へ赴く新連載!各地域で活躍を続ける塾や、珍しい取り組みを行っている塾などに取材を敢行。ローカルな運営法の中に、塾で生かせるヒントがある!?

いろんな塾のいろんなイマが見えてくる:遠藤 尚範(えんどう なおのり)代表取締役社長、伊藤 史弥(いとう ふみや)取締役副社長

【私塾REAL】vol.6 株式会社メイツ[進学塾メイツ、個別指導塾WAYS]

『オリジナルの学習アプリと管理システムでブラック問題を解決し、業界をホワイトにしたい!!』
 高田馬場に本部を置く「メイツ」を最初に訪ねたのは、2016年の10月だった。あれから半年が過ぎて、同社はさらに進化していた。アプリ活用の指導のしくみだけでなく、英検アプリやrecoという学習塾管理システムも完成し、自社の進化発展だけでなく、他塾にもそれを提供していきたいという強い意欲がある。
 同社の遠藤尚範社長と伊藤史弥副社長に取材した。

社内にエンジニアデザイナーが15人いる理由とは?

千葉 まず規模的なものを教えてください。

遠藤 都内12教室で生徒数が約700名です。運営と開発を担当する従業員は100名で、正社員が30名、学生アルバイトが70名という陣容になっています。そのうち、エンジニアデザイナーが15名で教育IT開発と教材作成の会社として組織されています。

千葉 ここに至った沿革みたいなものを簡単に教えてください。

遠藤 早稲田大学の学生時代に塾講師のアルバイトをしていましたが、そこがブラックで、改善は難しいということで、独立して塾を開くことにしたのです。2010年に「早稲田メイツ」という名前で創立しました。レベルの違う生徒を集団指導の塾で指導するのは難しいと気づき、2012年のミドルメイツから2013年に進学塾メイツに名称変更して個別指導をこの場所で行うようになりました。

 一人の講師でも10名から20名の生徒を指導出来るようにしたのですが、私たちと同じようなことがアルバイト講師には出来ないことがわかり、最低6人の生徒指導が出来るようにシステム化して世に広めたいと考えました。数学の出来る友人に入社してもらいアプリを開発しまして、2015年には他塾への販売に着手しました。

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