編集主幹のダーツの旅

本紙編集主幹 千葉 誠一(ちば せいいち)

本紙編集主幹の千葉誠一が地域ごとの私塾事情を探るため、ダーツが刺さった地域へ赴く新連載!各地域で活躍を続ける塾や、珍しい取り組みを行っている塾などに取材を敢行。ローカルな運営法の中に、塾で生かせるヒントがある!?

第10回:後藤信行執行役部長 「三島進学 ゼミナール (株式会社さなる 三島進学ゼミナール事業部)」(静岡県)

【三島進学 ゼミナール】地域に密着し、 その発展に貢献することで、 更なる成長を目指す!

 2008年にさなるグループに加わった、三島進学ゼミナールは、2017年3月から「株式会社さなる 三島進学ゼミナール事業部」となった。ブランド名はそのままで、組織として改編された形だ。元々、教育理念が酷似していたことと、三島進学ゼミナールが将来の「教育ICT化」に向けての業務提携の相手として最適であったことで、両社は強い絆で結ばれた。
 そして今年3月新たなスタートを切ったわけだが、現状と今後の方向性について、後藤信行執行役部長に話を聞いた。

時代の変化に対応し、確実な成長を維持

千葉 さなるグループの一員ということですが、三島進学ゼミナールとしての規模について教えてください。校舎数と生徒数、正社員数と売上規模など。

後藤 小中等部の校舎数は15で生徒数は3500名です。高校部の校舎は7で生徒数はもともと150名程度でしたが、さなるグループに加わった後、飛躍的に伸びており現在では950名です。高校部「ハイスクール@will」に関しては佐鳴予備校と共同経営となっています。正社員数は現在43名です。売上は28年6月決算で7億8200万円となっています。

千葉 昭和50年(1975年)に谷澤秀行氏が創立され、以来42年にわたり地域の生徒の受験指導に取り組んでこられましたが、創立以来大切にしていることはどんなことでしょうか?

後藤 スローガンは「ド根性」です。自らの力で自分の将来を切り開く精神力を、学問を学ぶ中で身につけてほしいと願っています。したがいまして、少々難問があっても、簡単に諦めるのではなく、ねばり抜くことの大切さを伝えてきました。また、生徒たちは、知的好奇心をもっています。学問が本来もつ面白さや楽しさといったものを伝えていくことも私たちの大切な使命であると思っています。

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