岡山高校工業教育協会と金沢工業大学が「高大接続」で協定

金沢工業大学は11日、岡山県高等学校工業教育協会と「高大接続」に関する連携協定を締結したと発表した。

 

同教育協会は、岡山県内の工業系学科を設置する高校19校で構成される協会。ものづくり力の育成や教員の指導力の向上、時代の要請や産業界のニーズに対応した教育内容についての研究などに取り組んでいる。

 

今回締結された協定では、産業界に求められる実践的な専門知識、技術及び技能を有する人材育成にむけて、人的交流や知的資源の相互活用などの連携協力を推進。「高大接続」による工業教育の発展をめざしている。

 

具体的な協定内容は、課題解決型学習(PBL:Project Based Learning)および教育評価法に関する共同研究と普及活動、協会員の教職員研修の受け入れ、金沢工大の教育実習の受け入れ、岡山県出身の教員志望学生への指導の4項目。

 

岡山県内の工業高校では、教員志望者の減少という大きな課題に直面している。そこで、国内でもいち早く、プロジェクトデザイン教育と呼ぶオリジナルの課題解決型学習を導入。教員の養成と教員免許更新講習に取り入れてきた金沢工大と連携し、工業高校生を進学させ、連携して研究していくことが必要だと考えていた。

 

一方、金沢工大では、これまで高大接続改革推進事業の一環として、プロジェクトデザイン教育を軸に、京都市立京都工学院高校や京都府立田辺高校との連携協定や、協定校と石川県内の高校との合同研修会の開催などを行ってきた。今回の岡山県高校工業教育協会との協定で、金沢工大の工業高校教員の志望者がさらに増えることが期待されている。

 

◆関連URL

岡山県高等学校工業教育協会

http://www.okakoukyo.com/oldevent.html