【大村伸介】無意識に光を当てる

違いを創る7つの質問

 教育コーチングにおける質問は、日常会話でもインタビューでもありません。新しい観点を持てるように、すなわち無意識の領域に光を当てることができるように、そのきっかけとして投げるものです。

 「パパはなんのためにタバコを吸ってるの?」

 この質問は、ここで紹介する「違いを創る7つの質問」の一種です。

①「もし」から始める質問
 「もし、10年後から今の自分に声を掛けるとしたら」
 「もし、夢が叶ったら」 「もし、過去に戻れるとしたら」
②「そもそも」から始める質問
 「そもそも、学力って何だろう?」
 「そもそも、友達って何だろう?」
 「そもそも、何のためにそれをやりたいの?」
③「本当は(本当の 本当に)」
 「本当にやりたいことは何?」
 「本当に言いたいことは何?」 「本当はどうしたい?」
④「どうしたい?」「何をしたい?」
 「その関係をどうしたい?」 「その不安をどうしたい?」
 「事情は分かった。で、何をしたい?」
⑤「何の制限もなかったら?」
 「何の制限もなかったら、何を言いたい?」
 「何の制限もなかったら、どれを選択する?」
 「何の制限もなかったら、何を手放したい?」
⑥「それは、何のため?」
 「勉強頑張るんだね、それは何のため?」
 「辞めてしまうのは何のため?」
 「これまでそれを避けてきたのは何のため?」
⑦見方や見える人、見える物について尋ねる質問
 「何が見える?」 「何を見ている?」
 「どう見ている?」 「どこを見ている?」
 「どこから見ている?」 「それは何という視点?」
 「向こうから見たら何が見えるだろう?」
 (日本青少年育成協会「教育コーチ養成講座Ectp初級教育コーチ養成講座知識編」テキストより抜粋)

 クライアントの観点や可能性を大きく広げる力を持った質問です。信頼の構築をしっかり行った上で、思い切って使ってみましょう。

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大村 伸介(おおむら しんすけ)

(株)成基総研 コーチング室 室長

集団指導塾を経て、2004年株式会社成基入社。

教室長、エリアマネージャー、本部長補佐、副本部長を歴任。

現在は、教育コーチング、パパママコーチングセミナーのトップ講師として教職員研修、保護者講演会等で全国を飛び回る。

日本青少年育成協会認定上級教育コーチ・認定A級トレーナー、主任研究員

ohmura
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