生き残り、勝ち残り、残り物には・・・◯◯がある?!

「勝ち残りの十項目」

覆面 今回のゲストはいつも爆弾発言で周囲を驚かせる・・・愉しませる? Uさん。かつて東北大手塾や関東周辺の中堅塾のアドバイザーをしていたけど、体調悪くなって最近は病院通い。そんな中無理して来てくれた。あんがと!!

仮面 ありがちょ!!

ゲストUさん なーんもな、爆弾発言はねーべよ。トランプには負けるべよ。まあでも昔話とか、異業種のトップの話とか・・・せっかくだから皆の為になる話でもすっかな。
・・ある企業のトップから社員と会社をステップアップさせるための十項目というのを最近聞いた。社員は会社のため、会社のトップは会社と社員のために答えるものだ。

仮面 どげな話だべ?

ゲストUさん 昔むかしその昔、月の売上が4500円の時代から一代で売上135億円にまでした人の話だ。かなり説得力がある。
その人が言うには、自己資金を注ぎ込んで真剣にビジネスをするからには、こちらが何か言う前に客が押し寄せて財布に手を伸ばして支払いたいという位にならないとビジネスで成功したとは言えないそうだ。

仮面 誰か分厚い財布持ってうちに来てください。サービスします・・・って違うか これ??

覆面 違うよ、しばらく黙っとけ(笑)

ゲストUさん まず三項目な。
一つは「会社で仕事していて一番楽しいことは?」。二つ目は「客が喜んでくれたことを実例あげて二つ以上」。そして三つ目は「自社と同業他者の一番の違いは?」。これが即答出来ればまずは問題ない。

覆面 その後は?

ゲストUさん 四つ目は「自社の一番の強みはどこか」。五つ目は「会社に改善してほしいことは?」。六つ目は「もし自分が経営者だったら、会社が伸びるか平均並みか下がるかのどれなのか? 理由も言う」。もう最後までいくか・・・七つ目は「一年間で本を何冊読んだか?」。八つ目は「一日でやるべきことを決めて仕事しているか?」。九つ目は「約束を守っているか」。最後は「会社の目標、家庭の目標、自分の目標を紙に書いて持っているか?」。どうだ?

覆面 我々は自由業みたいなもんだからねえ・・・でも、「やっちゃイケナイこと」は書き出してある。

仮面 飲み過ぎと食べ過ぎ、そしてヤリ過ぎ・・・

覆面 ちがうだろ! しばらく寝てなちゃい。

ゲストUさん まあまあまあ・・・まだ君たち若いんだから

仮面 いやいや、もう100歳間近

覆面 二人でネ

もう教室展開の時代じゃない?!

ゲストUさん そっか・・・ところで、業界にも若い人が増えたね。遊ぶ金を使わず、デジタルツールや教材などの開発に注ぎ込んでいるから感心だ。それに比して、年寄りたちはまだ教室展開にこだわっている・・・

仮面 塾が教室展開しちゃイケナイの?

覆面 年に数校の新規開校は当たり前じゃん? 中堅や大手なら

ゲストUさん そういう常識を持ってるから失敗するんだ。もっと非常識になれ。非常識が常識になればも少しまともになるぞ(笑)

仮面 そんなもんかね

覆面 で、その非常識というのは?

ゲストUさん 地場のニーズが妖しくなると県外で新規開校して新しい市場開拓だとか言うけど、そのためには資金も人材も必要だし、リスクも抱えることになる。それはそれで挑戦的なビジネスとして価値があったわけだが、人材と資金だけでなく広告宣伝の効果も厳しい時代だ。かといってネットに頼っても塾の中身が薄ければそれこそ命取りだ。

仮面 で、どうするの?

ゲストUさん 教室は増やさない。一つで勝負する。

仮面 それでいいの?

覆面 増やし過ぎたところは?

ゲストUさん 複数校の塾は閉鎖を前提に経営していく。大きな一教場だけで勝負出来る塾は生き残る。

仮面 それはまあそうかもしれないけど、小さいままでしょ?

覆面 それそれ・・・

ゲストUさん 独立支援とか暖簾分けとかやればいい。複数校展開ではなく、良質の細胞分裂だ。

仮面 なるほろ・・・でもそれで社員は満足する?

ゲストUさん 「社員」という考え方にも問題がある。正社員と非常勤講師、アルバイト、それぞれ差別していたら大変だよ。生徒指導が無学年化するのと並行して社員という捉え方を廃止して、塾スタッフで統一すればいい。

仮面 カゲキ!!

覆面 極端なはなし塾長もスタッフ?

ゲストUさん もちの論よ!! 教育理念とか指導システムみたいなものを掲げないで、塾スタッフのガラス張りでやればいい。

仮面 鏡張りは好きだけど・・・

覆面 ・・・キミ、あっち行ってなちゃい。

ゲストUさん まさに出直しというか原点回帰で、地味塾でやらなくちゃ、新しい時代は迎えられないぞよ。

覆面 そそ、それはもしかして??

ゲストUさん そうなのだ。2020年以降が問題だからだ。これまでの既成概念からの脱却が必要。それには塾そのものの体質や姿勢も変えていかなくちゃ。すでに、アナログとデジタルの融合で、教材や指導法は化学変化を起こしている。

仮面 人材問題はどう解決していけばいいの? Uさんの勝手な個人的意見聞かせてよ!!

ゲストUさん そう言われると発言しやすくていいる。じゃあ勝手に言わせてもらう(笑) 進学塾中心から習い事も加味した総合教育塾に変化してきているけど、習い事の運営・指導スタッフは女性、特に主婦が中心だ。英語にそろばん、書道にダンスなど、それと理系女子、いわゆるリケジョも増えてるから実験やプログラミング、ロボットも女性指導者が増えている。ここに一つの流れ、男性から女性というのがある。

仮面 なるほろ

覆面 復活したな、女の敵・・・

ゲストUさん ・・・あん? (ゴホン♪) かつて卒塾生を組織して個別指導部門を伸ばした塾が多かったが、最近では「卒塾生にこだわりたくない」という塾が増えた。甘えの構造からの脱却かもしれんが、内部リクルートで卒塾生というのがお勧めコースではなくなってきた。つまり「滑り止め」としての塾就職は塾側から敬遠される傾向にあるわけだ。しかし、内リクはこれからも主流だ。その流れをしっかり活用するためには、若手のプロジェクトチームが必要になる。

仮面 教育に関心が高い人材をキャッチするわけだな。

ゲストUさん そそそ、そういうこと!! 学歴、学力とかじゃない。気持ちと姿勢だ。子どもやその親と真剣に向き合えるか、力まずにね。

覆面 そういう若者まだいるの?

ゲストUさん この前、某大学を訪問したが、真面目な学生が多かった。就職課によれば、真面目な学生ほど就職率が高いという。もう派手好みの時代じゃない。可能性が魅力の時代だ。

仮面 野心的な教室長候補を採用しなくてもいいんだね?

ゲストUさん んだんだ。そんなのばっか採用してたら、塾全体が浮き足立っちゃう・・・

首都圏塾戦争の再燃か?

覆面 最近さあ、東北とか北関東の塾が首都圏に複数校新規開校してるけど、コレってどうなの?

ゲストUさん どうなの? ってなんね? 別にいいじゃん。いずれも実験的な側面もあるけど、複数校ってのは本気度を社内にも市場にも示すためだろう。根を張るわけじゃない。ダメだと思ったらすぐに消えるよ。もしくは、そのまま別の塾として居座るとかね。

仮面 地元ではもう展開の余地がないの?

ゲストUさん いやいや、そういうわけじゃないんだ。ボリュームゾーンの中学生が獲得できなくなったんだ。だから、一つの塾は高校入試のノウハウを持って下町で勝負したいとか、もう一つの塾は中学受験と非受験で勝負したいとか、その実験場ということだね。

覆面 上手くいきそうなの?

ゲストUさん そんなのやってみないとわかんないよ。でも、若手社員は結構燃えてるみたいだよ。いよいようちの塾も大手らしくなってきたとか、中央で勝負したかったんだとか。

仮面 人材も集めやすくなる?

ゲストUさん そだねー。しかしさ、考えてみなよ、中央志向、都会志向の若者を確保しても、撤退する段階で皆辞めるよ。だから、教室の閉鎖は人材の大量解雇と重なるわけだ。どこぞの大手Z予備校のように幽霊が出そうな大型校舎をそのまま放置ってことは出来ない。中小個人塾はね。

仮面 どこだろう??

覆面 わかんなーい。

ゲストUさん ちみたち変態かね?

AI、VR時代の塾とは?

ゲストUさん このところのAIの進化は凄いね。囲碁AIなんかは中国のトップ棋士に二子のハンデを置かせて大幅に勝ち越している。Googleのアルファ碁の進化はすでに人間のトッププロのレベルをはるかに超えたと言われている。また、VRも一部の特殊な環境だけではなく日常生活に入り込みはじめていて、今後が注目される。

仮面 当然教育界にも活用されるわけでしょ? それってどうなるの?

覆面 塾の現場がどう変化するかってことだな・・・

ゲストUさん ワシも含めて我々アナログ世代の人間にはこれからの時代を予測するのは至難だが・・・あえて想像してみるに・・・塾から人が消えていくのかもしれないな。たとえば個別指導の塾に行くと、受付ロボットがいて、一応挨拶してくれて、あとはロボットがいる個室で個別に指導を受けて帰る。塾に来なくても済むコースは、自宅でVRのロボット指導が可能になる。立体映像みたいなものでロボットが教科指導をして、質問対応もする。

仮面 そんなのアリ??

覆面 なんとなく想像は出来るね。

ゲストUさん だよね、だよね、そうだよね。人間に給与を支払う代わりにロボットやシステムの使用料を支払うので良ければ、塾長はきっとそうするだろうね。人間はリスクが大きいけど、ロボットやシステムは決して裏切らないという確信がある・・・今のところね。

仮面 人間サマもストレス過多の時代になりそうだね。でもロボットが先生だったら、間違いないのか・・・

覆面 お疲れさま。コノ地の名物、ミャンマー料理でも食べに行こ行こ!!