エイスウclub 2018年度 第一回運営部会&新年会

「展望——2018」

 2018年度第一回エイスウclub運営部会&懇親会が、2月7日(水)、東京日比谷の帝国ホテル「蘭の間 本館二階」において行われた。
 今回のメインテーマは「展望——2018」で、各社の新規事業提案とともに活発な意見交換が行われた。新年会は、赤坂見附にある中華の名店『維新號(いしんごう)』で開催され、引き続き全国主要塾同士の交流と情報交換が深夜まで続いた。

えいすうグループ山本千秋代表の挨拶・・・
『楽観的な展望描きにくい時代に何が出来るのか?』

「2018年は業界にとって試練の一年になることでしょう。教育の大きな転換期を迎え解決すべき課題も山積しています。私たちの将来に向けて楽観的な展望が描きにくくなってくる可能性が高くなりそうです。
 しかし、こういう時代こそ、業界のリーダーたるトップの方々が互いに問題意識と情報を共有し、活気あふれた切磋琢磨をしていくことが大事だと痛感します。
 私も長年エイスウclubに携わってきましたが、会員の皆様との忌憚のない意見交換や交流から得た沢山の気づきによって、ずいぶんと勇気づけられてきたことが思いかえされます。
 そこで、2018年最初の第一回運営部会のテーマは、シンプルに「展望——2018」とさせていただきます。2018年の展望を、皆様の大局観を交えて明るく語り合い、新年度に向けて大いに士気を高めてまいりましょう。
 えいすうグループの今年の課題は、「有言実行」と「人事改革」です。なお、さなるグループ佐藤理事長のご好意により、コンテンツを使わせていただき感謝しています」

A塾・・・『AAA』

「今年も豪雪でほとんど毎日雪かきをしています。雪が少なければ少ないで、関連する業者が大変ですが、雪かき予算は少なくて済みます。
 学習塾認証制度AAAをご存知でしょうか?? 私は常任理事をしています、公益社団法人全国学習塾協会の資料と案内をご紹介しますので宜しくお願いします」

B塾・・・『首都圏に進出』

「消費税が10%にアップするのを見込んで、好調な部門で2000円の値上げをしました。たぶん全国で同じような状況があるのでしょうが、弊社では相変わらず中学部門の集客が不調なので何か抜本的な対策が必要です。首都圏の塾を見渡してみると、Eゼミナールが麻布十番で610名、スカイツリータウンで500名とかなりの集客をしていて驚き。東京は生徒がまだ集まる地域がありますね。今度はぜひEゼミナールさんと同じ建物で東京開校してみたいと思っていますのでご声援のほど宜しくお願いします」

C塾・・・『新しいタネを蒔く』

「前回も同じような内容の発表でしたがお許しください。引き続き塾人として当たり前の事を出来る社員が揃う塾を目指します。
既存事業の問題点を洗い出す理由は、従来の柱にしがみついていては未来がないからです。未来へのタネを育てる動きを活発化させたい。具体的には、資本投下して個別指導の運営システムを独自開発したいと思っています。また、ある学年でオリジナル教材を開発していますが、これは自分たちがやりたい指導の出来る教材であり、満足していて今後に期待がふくらんでいます。
いくつか後日報告が出来るものもありますが、とにかく地に足をしっかり着けて塾の基礎を盤石にした上で新しいタネをまくという進行でいきたいと思いますので、引き続き宜しくお願いします」

D塾・・・『豪雪は大きなハンデだが・・・』

「今年は北陸三県が豪雪ですが、富山県朝日町では1時間で75cmという日本新記録も作りました。今から54年前、私が14歳の時『サンパチ豪雪』といわれるそれはもうひどい大雪の年がありました。皆さんご存知ないと思いますが、雪が多すぎると日常の境目がわからないので大変です。雪国の人間だからこそ安全に雪下ろしや雪かきが出来るのです。東京は温かくて羨ましい。これは大きなハンデですよ(笑)。
しかし大雪でも北陸新幹線は遅れない。事前の対策が功を奏しているようです。本日も途中雪落としのため3分遅れただけでした。北陸においでの際には是非上信越・北陸新幹線をお使いください。
いよいよ小学校開校の準備が整ってきました。地鎮祭が終わり校舎の着工に入りますが、数十億円以上かかります。しかし、それだけかかっても定員はたったの50名なので全く利益など出ません。これは一つの夢実現であり、理念理想を実現したという達成感が大事なのです。中高一貫から小中高一貫となり、小学生は英語に特化した教育を目指します。月~金毎日徹底的に英語をやります。年間イベントも英語圏にものに合わせて実施していきます。通学していれば自然にバイリンガルになれるようにしたいのです。将来必ず必要になる英語力を早期に身につけるため、優秀な外国人講師がいたら是非ご紹介ください。私がリクルート担当で募集中です(笑)」
「塾部門は、四月のテレビCMでは菅田将暉の『となりの怪物くん』の効果もあり評判となっています。塾のICTの強化の一環でポケットWi-Fiのパワーアップをします。
豪雪の話が出ましたが、数十校舎から車で本部に集まる手間を考えると、テレビ会議システムを導入した方がよいと思っており、どうせ導入するのであれば、授業にも活用していきたいと思います。離れた教室の生徒同士が同じ黒板の画面で解き合うとか、何か新しい試みも出来るのではないかと思っています。
Z塾さんでの全国模擬授業大会はとても良かった。今後も授業力の強化を図るためICT教育の見学など刺激を取り入れていきます」

E塾・・・『うちも東京に進出!!』

「1979年の創業から31年目となりました。2020年の教育改革に向けて、2014年から三年ごとに、短期・中期・長期経営計画を策定してきましたが、現在は中期にあたります。前期までを検証しつつ現状の発展を極め、その結果を検証してまた次の計画に取り組みたいと思っています。これを第二創業と位置づけて新規事業の展開を図りますが、特に注力すべきは首都圏への教室展開です。都会への進出といっても、当塾の身の丈に合った形といいますか、皆様のいない下町での展開となります。墨田区・荒川区・足立区・葛飾区の4区に、X塾さんとの提携と支援を受けて、マーケットリサーチした上で教室を開校したいと思います。
また、農学校の開校やアフリカでの日本語学校の開校などをしていきます」

F塾・・・『弱いところを私が担当して回復させる』

「2050年には小学校の数が3分の1になります。県内では最悪生徒数が10分の1になる学校もあるでしょう。さて塾は一体いくつになるのか? かなり淘汰されるはずで、うちは淘汰される塾には入りたくない(笑)。私があと10年で引退と考えると、最優先でやるべきことは何か? 強い所は社員にやってもらい、弱いところを強くするのが私の役目。そろばんやプログラミング講座、それから中学生の低学力層の退塾防止と集客でしょうか。実験校では退塾少なくなっていますが、他校舎でも通用するのか? ICTとか個別指導の面倒見がポイントか。
高校の最難関層の生徒が掴めるかが勝負なので、コミュニケーション能力高くなくても理系能力の高い講師を確保したい。それを使い、学校では手に負えない学力層の指導にあてたい。やるなら少人数クラスしかない。
社員の働き方改革とともにテレビ会議システムの導入をしたい。これからさらに人材難になるから。社員の1日の動きで徹底的に無駄を省きたい。県内に20数校あり、車で移動するのも勤務時間に入るので、それを本来の仕事にあてたい。従来の会議にかかる時間を半分に出来たら経費節約とともに仕事の効率アップにもなる」

G塾・・・『成果主義にこだわりたい』

「本日、東大の推薦入試の合格発表がありますが、かなりの生徒が合格しています。
センター試験対策で二つのイベント。一つはセンター分析。前年から5万人増えて26万人のデータが全国から集まっていますが、a社の46万人、b塾の44万人に比べるとまだまだです。このデータは生徒の出願に役立てたいと思います。もう一つはセンター同日試験で、高1,2生が対象で、15万人ほど受験しています。体験型試験によって今後どのような成果が出るのか楽しみです。
2018年展望についてですが、二つ。一つ大きなテーマとして、成果主義の塾・予備校としてさらに極めたいということ。学力アップと合格率と数を高めることはもちろんですが、それをより具体的に本気で考えて取組むこと。
もう一つは、大学入試改革への対応。英語4技能対策の講座について、もっと悩んで検証して、特に新高1の役に立ちたいと思っています」

H塾・・・『最上位層をどう取るか?!』

「B塾の代表の発言にもあったように、中学部の生徒募集が当県でも厳しいです。本腰入れて取り組み、復活させるにはかなりの時間がかかりそうです。他塾とは教場単位では勝てるが、ばらつきもあり、今後はへこみを最小限にオサエたり無くす努力が不可欠。
エビデンス(根拠・証拠)を出さない限りは何であれ厳しいし費用対効果も悪い。受験学年が厳しく経営を圧迫しているが、それだけに関わっているわけにもいかない。たとえばうちの小学6年生は男女とも300名ほどだが、合格率は良かった。浅野中学も50名超えたし逗子開成や鎌倉女子なども日能研とほぼ同じで遜色ない。その上のランクを少しでも多くしていきたい。
大学受験は2020年教育改革が大きなテーマで、東京都の大学の定員が減ることがショック。定員が減れば合格者数も減るのが常識だが、塾としてはそれを言い訳にしてはいられない。私立大学がレベルアップしている。早慶上智だけでなくMARCHもアップ。新高1、2生確保のために、この春は、東進講師の生授業体験などイベントを増やしている。今回のセンター試験は難しかったし、東京都でスピーチテスト導入があり、これらの対策も必要。
子会社の英語商品が好調だが、本家の当塾が加盟大手塾さんとのコンテストで負けて少し悔しい。本業だけでなくそれ以外の事業にも注力していかないと生き残れない時代だ。ユニクロを運営するファーストリテイリングも日本語バージョンで活用しているようで、今後は外国人の日本語教育に役立つことと思います」

I塾・・・『指導する側も学び続ける必要がある』

「全国大学の定員の約3割で推薦入試を導入しており、私たちも推薦入試に沢山出願させました。2021年までの入試で勝てるようにしないといけません。東大特色入試の合格も増やしたい。
2018年の展望は社会の動向を見渡すこと。見渡せるだけの実力をつけたい。大人の為の視野というか勉強が大切。昔は市場動向の無い時代もあって、大人であり続けることが出来ましたが、今は勉強し続けないとダメです。特にデジタル。
東大受験生の指導はストレスとプレッシャーが半端ではありません。普通の高校生に比べてはるかにレベルも意識も高い。そのような生徒を指導するためには、指導者も自分との戦いを続けなければなりません。大人として学び続けないといけないということです。そうしないとレベルの高い生徒を指導し続ける能力を維持できません。
単なる研修ではなく、実務に役立つ学びをしないといけません。会議でわたしたち自身の成長をしようと提案しました」
「小中部の現場では、冬期講習の結果がやや増加。ありがたい、3月に新年度開講へという流れではなく冬期から新年度へという流れなので。
2/4に2018年の説明会をやりましたが、前年より増えました。学力診断テストも前年比プラス7%。教育セミナーを県下全域で実施しており、先日県下最大の都市で行いました。一般生の名簿が昨年の倍集まっています。電話して入塾も増やしたいと思っています。地元新聞社の主催の講演会に呼ばれまして、これも啓蒙活動に役立つのではないかと思っています。
新年度は学習環境を整えていきます。日月をお休みにしてきましたが、主要校舎で月曜から日曜まで自習室を開放し毎日勉強が出来るようにしました。お客様目線で出来ることは何でもやっていきます。生徒に役立つことは何かつねに考えます。
私立中学受験では地元の私立中学の定員180に対して128名合格、これはオプション講座も成果があるとして、中学受験の全コースにオプション講座を入れて合格率アップを目指します」

J塾・・・『英語に特化した塾を目指したい』

「業界紙に弊社トップのインタビュー記事が掲載されました。弊社は英語が強いという特色がそこで語られていますが、これはグループ内に同時通訳の会社を持っているだけではなく、英語に関する特色あるイベントを行ってもいるからです。先日も、日本人と外国人の漫才コンビ、パックンまっくんを呼んで、漫才風に英語の大切さを講演してもらったら1000名の定員がすぐに一杯になりました。パックンはハーバード大卒で東工大の客員教授でもあるんですね。この講演会には、中高生の親だけでなく小学生の親もたくさん集まりました。ほんとに食いつきが凄くて驚きましたが、小学生の親はいま英語や大学受験について関心が異常なほど高い。
同時通訳の子会社の日本人講師に塾の教員指導をしてもらうしくみ作りをしているところです。あらたな当社の特色にしたいと思っています。
中学生コースで英検チャレンジコースを作り、英検の準会場にも指定していただき、どこでも塾で受検出来るようにしました。塾にいる間に少なくとも英検2級は取得しないといけない。高卒までに英検2級は必須です。京都の難関私立高校などはそれが常識ですから。
社員教育では、キリンビールの高知支店の奇跡を書いた本を課長以上に読ませています。なぜ課長以上かというと、本社の言う事はきくなという言葉ではじまる本だからです(笑)全国最低水準から全国トップになり、高知支店長は本社の役員にまでなりました。当社はあと7期で50期になりますが、この7年間どうすればよいか、どうやって生き残るか、次長以上の能力高い社員のプロジェクトチームで考えて、もがき苦しんで生き残っていきたいと思っています」

K塾・・・『1000円値上げの根拠とは?』

「2018年は改革の年と位置づけています。学力アップはもちろん、時間割の大改革、保護者とのコミュニケーションツールの開発、サービス向上で授業料値上げ、具体的には1000円アップします。
この2〜3年、つねに生徒募集のために手を尽くしてなんとか維持してきました。社員の事務能力の幅も広がりましたが、いま一度働き方改革ということで見直しを図りたい。無駄を省き事務をスリム化してサービス力向上を果たして、授業料アップを自然な形で行いたい。社員同士の情報の共有化は上手くデジタルツールを使いながら取組んでいきたいと思います」

L塾・・・『借金100億なんのその』

「新規開校で数回説明会を行い、60数名でスタート、どことは場所は言えないがこの十数年で一番集まっていて正直嬉しい。事前のマーケティング・リサーチの成果か。まだまだ探せば新規開校の場所は埼玉県でも残っている。
グループの関東私学の方は、御陰さまで定員の1.5倍の生徒が受験し、推薦枠で定員オーバーして好調です。生徒が増えるので、第二体育館を作りますが、また借金しないといけません(笑)ディベートの大会では灘とともに世界大会に出場します。英語教育のレベルは自慢出来ます。
東北の私学は最悪の状態から抜け出して2年目、定員オーバーです。日本でもっとも人口減少の激しい場所でなぜ急速に高い評価を得ているのか? マジックです(笑)こちらは是非次年度こそ甲子園に出場して欲しいと願っています。
2校とも伸びているのは、塾の心を私学に植え付けたということになるでしょうか。丁寧な教育で生徒の人間力をアップさせれば、あとは生徒が努力出来る環境整備、そして結果を出す。ごくシンプルなことが出来るかどうかなのです。
特別養護老人ホームを開設していますが数十億円の資金がかかります。認可保育園も調子よいが儲からない、太陽光発電は利益が数億と好調ですがもう見切りをつけます。学校食堂の展開も広げたい。女性だけのフィットネスジムも好調で、数百名のジムもありますが、今後は自前のジムの展開にも着手したい。
何かやればやるほど、借金ばかり増えますが腹くくってやるしかありません。借金100億なんのその・・・」

M塾・・・『断末魔』

「当県の私立中学受験はいよいよ断末魔です。定員充足率は当県とK県が深刻。私学の説明会で生徒の親がテスト無しで入学させてほしいと交渉してしまう・・・そうなったら塾要らずの時代になってしまいます。入試の健全化を叫びたい」

N塾・・・『内リクをベースに回復へ』

「会社の規模に比して分不相応の無理な展開をしたせいで昨年は大変な年でした。今年は身の程を知り、病まない会社にしたい。しかし、無理をしたせいか、社内のいろいろな問題と課題が見えてきました。それを解決すれば会社の健全化だけでなく、何か新たな光明も見えてくるのではないかと期待しています。
したがいまして、展望としては、まず足場を固めよ。リクナビやマイナビなど外部依頼を辞めて内部講師のリクルーティングにシフトしようと考えています。優秀で仕事の出来る学生の確保に資金をかけて採用して育成する、それをベースとして回復の足がかりとしたい。
私も含めて社内で英語4技能や英検対策についての取り組みをしていまして、私も週に何度か授業に入っています。学期ごとにオリジナル教材で指導し、これでいけるという手応えも感じてきました。データを分析して今後につなげたいと思っており、私自身も勉強のために外国人パブなどに足を運んで生の英語学習をしようかなと思っている今日このごろです(笑)」

O塾・・・『最上位校の合格を増やしたい』

「当県の私立高校入試は1月中に前期が終わり、後期入試に入りました。毎日早朝から入試応援に出かけていましたが、本日は少しゆっくりと出かけてきました。全国的に寒いですが当県も急に寒くなって受験生も私たちも大変です。凍えそうです(笑)
中学入試はだいたい予想通り。最上位校では予定通りにはいかなかった。高校入試も最上位ではなくその次の層で良い結果が出たが、最後にひっくり返されたりした。中学入試も高校入試も同じ課題です。
次年度に向けて内部システムを一つずつ見直して、合格力を高めるしくみ作りをしたい。ずばり最上位校でどう勝つか?
生徒数は前年比104から105%。業績も苦戦して105%前後で着地。必死になって最悪を改善していても仕方ない。
採用も苦戦。内部リクルート力高めるしかないか。まず内部のしくみの見直しを図る。会議のロスや中間管理職の入れ替え。年長者の役職は外さず、実務だけ若手に切替る。やる気のある若手はアイデアを出してくれると期待しています」

P塾・・・『通信制サポート校が5年前の5倍!』

「弊社代表は日本語学校の案件等でインドネシアのジャカルタに行っております。英語のeラーニングのシステム販売もそちらで行っており、成果も期待できそうとのことです。
塾部門は厳しいですがなんとかやっています。また新規事業についてはいくつか光明も見えているところです。
申請等でいろいろありましたが、都下に日本語学校をこの4月から開校できる運びとなっています。通信制サポート校を希望してくる生徒が増えていますが、5年前の5倍もの数になっている背景には、都立高校への進学率が下がり、各中学からサポート校の椅子取り合戦の様相で、クレームまで出ています。今後もニーズは高いまま推移すると予測しています。
一つだけに固執せず二の矢三の矢で畳み掛けていくつもりですが、たとえば学童についてもテナントを増やしたり、中学受験の英語にも対応したりします。
労務問題については、月曜を授業無しの日にして研修や会議、代休などに充てたいと思っています」

Q塾・・・『新規事業が16に』

「イベントのご案内です。35周年記念式典のご案内がお手元にあるかと思います。また恒例の合格出陣式を二カ所で開催予定。一つ会場では生徒2000名の参加を予定しています。
ここ数年で新規事業部は16となりましたが、軌道に乗りつつあるものもあり、まだまだのものもあります。2018年はそれぞれ内容を充実させた上で実験を重ね、結果を出していきたいと思っています。
塾は前年比103から104%で推移。新規開校は3~4校です。教育改革への対応は難しいものがありますが、自分たちが旧教育を受けた人間であることを自覚しつつ研修を重ねて、in putだけでなく自分なりのout putが出来るようにしたいと思っています。人材は内部リクルート中心で軌道に乗りつつありますが、引き続き弊社の理念重視の働きかけをして入社につなげていきたいと思います」

R塾・・・『既存に依存する体質からの脱却』

「事前に断っておきますが、あまり良い話はありません(笑)・・・売上は前年比110%で、依然として小中のクラス指導に依存していますが、弊社のマインドはそこに注力してきましたので、集団から個別とか高校入試から中学受験や大学受験をメインにもっていくことはしません。
しかし、ピーク時の半分の生徒になり、通塾率も低下し、チラシも効かなくなって、限界を感じてもいます。講師もそれなりに頑張ってはいますが、かなり難しい状況であることは変わりません。
ボリュームゾーンの人たちに安価で最高の教育を提供して生徒の学力を向上させるというのが、うちの基本的な理念であり、その理念を捨てずにこれからどこまで頑張れるか、挑戦し続けたいと思っています。それとは別に、いま目指しているのがICT教育のタブレット端末であり、c社の定期試験アプリなどさらなる充実を図りたいと思っています。また、ICT教育ではタブレット端末を家庭で使うことで、先生がいなくても学習管理が可能になっています。しかし、これらは直接生徒増にはつながらないものです。
経営的には小中部に依存する体質から脱却を図りたい。Yゼミを導入している高校の個別指導の改革で自立型の新個別の熟成を図っているところです。高校部の生徒確保と内容充実のためには中3からの継続率アップが必須課題です。デジタル教材による家庭学習で先生の手間を省きつつ安価で効率的な教育の提供を持続していきたいと思っています。
小学生部門では、英語とそろばん、読書コースの充実を図りつつ新しい層の掘り起こしを目指します。今回最新の英語ツールを導入し無学年の英語教育に力を入れて、一番底にある今から2018年中に高みを目指す覚悟です」

S塾・・・『新中1からICT教育を導入』

「従来通り当県全域を対象に年に集団2校舎、ハイブリッド1校舎を開校。1月の説明で計80名が来てくれてまあまあかなと。塾の指導はアナログですが、そろそろICT教育も実験的に(笑)R塾さんのように・・・まずは新中1でデジタル教材を導入。全社員の研修で万全の体制で取組みたい。弊社はご存知のように地域密着型の小さな塾ですが、当市の校舎のテコ入れも兼ねて、今回から地元サッカーチームのスポンサーになったことをPRしています。
人材的には少ない人員で運営出来るシステムの構築を目指します。以上です」

T塾・・・『事業部ごとの温度差に困惑』

「11月からの冬期講習の募集でクラス指導が前年比110%と悪過ぎた昨年分を挽回しました。塾は良い仕事だと思うのですが、今は外部から人材が取ので、内部リクルートに力を入れています。関東地区の個別指導教室の展開で知名度の低さが障壁となっており講師募集も苦戦中です。関東の大学は全国区だから人材には苦労しないと誰かに言われたが、それは偽りでしたわ(笑)
認可保育園もやっていますが、保育士の確保とその管理も大変。まとまりにくく会議が長引いてしまうのです。
日本語学校はさんざん苦労して開校し運営出来ても、生徒一人年間70万円、毎日授業しているので、人件費や校舎の維持費などが塾に比べて半端なく割高で非効率。それでも社会貢献もあるのでやりきらなければなりません。ああ頑張って働いてくれるなあと思っていた非常勤講師が、辞め際に有給をど沢山取得して辞めましたが・・・塾に比べていろいろと不自然で納得いかないことも多い。働き方改革では責任感どう維持するかが課題か。
私も公益社団法人 全国学習塾協会の理事の一人。さきほどA塾さんが説明したように、会員増とモラルアップを図りたい。先頃、国会で塾業界のネタをおもしろおかしくテレビ報道されていましたが、あれは如何なものかと思っています。モラルアップと共に皆様との結束を強めて、業界のクオリティアップを目指したいと思っていますので、今後とも宜しくお願いします」

U塾・・・『80歳のママに感謝って?!』

「年末嫌な事が三つありました。最悪の年の暮れでした・・・内容はここでは言えませんが(笑)
それでそれを引きずりたくないなあと思って年明けの大学同級会に参加しました。ご飯食べた後、新年会の二次会ということで、大阪北の新地で歌えるスナックとか探したんですが、綺麗な店が満杯、次のまあまあ綺麗なスナックも満杯、正月だし仕方ないなあと言いながら、三軒目で入った店のママが80歳、まさに北の新地の生き仏?? 他の客来ないから貸切で、ママ以外の女の子はまあまあ良い子がいて満足したら、先生ダンスの出来る歌を歌って、と言われて私が歌いましたが、同級生たちはみんな若い子と踊って、私は80歳のママと踊りながら歌を歌わされて、チークダンス気色悪いし、二軒目の店は安くて綺麗な店から埋まっていくというのを実感しました。
そんなことがあって翌々日に全体研修会がありましたが、なんかカラダ全体が怠くて、終わってから医者に診てもらったらインフルエンザに罹っていました。
翌日、例のママさんに連絡したら、私もインフルでした、とか!! 勘弁してよ。
へこんだまま一週間寝込んでいましたが、ここで何かマイナスからプラスになることしようと一大決心をして、そうだ煙草を辞めようと決めました。未だに禁煙していますが、こういう決心をしたことは80歳のママのお陰かなと思って、今は感謝しているところです。少しは皆様のお役に立ったでしょうか? 塾は絶好調で、今回大阪市内に本社を移転しましたので、皆様お越しください。また、今後は北の新地で飲み歩くのも少しは楽になるのかなあと思っているところです」

V塾・・・『がつがつしない1年に』

「さなるさんの@willが大阪大の入試ミスを見つけました。さなるさんの内部以外では当社が最大規模で活用させていただいています。皆様の発表で塾はワンマンが一番いいなとつくづく思います。今年はがつがつしないで1年やろうと思っており、夜のネオン街を飲み歩いたりしません。誘わないでください(笑)」

W塾・・・『顧客目線のサービスとは?』

「皆さんのお話を聞いていて、いまさらながら、大学生は塾に入社しようとしない、塾の将来はいよいよ不透明な時代に入ったと思いました。目の前真っ暗って感じですわ。不安不安・・・集団から個別への流れつくると社内から有能な社員が辞めていきます。トップが現場で授業ばんばんやりはじめても社員が辞めていきます。生徒を増やせとトップや幹部が叫べば叫ぶほど若手社員はいなくなります。
九州の新興建設会社で一番の営業マンが、顧客の家を建てると毎年その家の前で写真撮影して、営業にプラスにしています。顧客も満足ですね、これは。
この会社の社長から、あんたの塾は生徒のために何かしているか? と聞かれて、してませんと言うと、それは流行らんねえ!!と言われてしまいました。
生徒のバースデイ知ってるか? 知らん それはあかんなあ
バースデイに何かしてるか? してない それは流行らんなあ
流行ってる美容院は、顧客のバースデイに5000円のヘッドスパ無料でやっているそうで、やっていない店から顧客が皆移動してるそうです。
塾も何かお客のためにしないといけないので、社員がアイデア出せるような環境作りをしたいと思っています。
FCフェアに行ったら、塾の出展が増えてました。しかし、高卒では出来ないので他のFCに比べて敷居が高い印象があります。安い飲食は1000万円ちょっとで出来ます。コインランドリーが増えていますが人材で苦労しているようです。政府の優遇措置で設備投資回収率の良さというメリットもあります。
FCフェア全体の入場者は減っています。流行る職種は何か?
それが見つからない人、見つけられない人ばかり来ているのがFCフェァだと思って間違いなと思った次第です」