編集主幹のダーツの旅

本紙編集主幹 千葉 誠一(ちば せいいち)

本紙編集主幹の千葉誠一が地域ごとの私塾事情を探るため、ダーツが刺さった地域へ赴く新連載!各地域で活躍を続ける塾や、珍しい取り組みを行っている塾などに取材を敢行。ローカルな運営法の中に、塾で生かせるヒントがある!?

いろんな塾のいろんなイマが見えてくる: 石塚 信司(いしづか しんじ)代表取締役

【私塾REAL】vol.15 株式会社リックプレイス LIC PLACE ITTO個別指導学院

すべてのはじまりは教育事業から…

1都2府14県に88教室を展開する、株式会社リックプレイスのITTO個別指導学院は、いわゆるメガFCだが、ケア感動事業部やビューティー感動事業部など本部機能も持つことで、ザとジーの両方を理解できる特異なグループを形成している。全国各地の開校は「郷里に帰る社員に開校してもらっている」と謙虚に語り、今後は複数教室展開を図っていく。
社会性・独自性・経済性を学んではじめた7つの感動事業部の中心は教育感動事業部であり、今後もその姿勢は変わらない。石塚信司社長に塾の原点、そして現状の課題と今後の方向性について取材した。

7つの習慣とITTO個別指導学院との出会いの塾のスタート

千葉 グループの事業内容として、教育を柱に飲食や介護事業なども手がけておられるのですね。どうして教育事業に取り組もうと思ったのでしょうか?

石塚 学習塾をやろうと思ったというよりは、子どもたちに良い影響を与えられる大人を一人でも多く輩出し子どもたちに関わってもらいたいと思ったからです。

 当時の社会背景『1998年問題』(それまで自殺数2万前半から3万2千へ激増した年)の中で、私の子ども出生時の事件(妻の重病で、仮死で生まれた子どもと同室で入院されている、命短い子どもたちと向き合ったこと)を通じ、生きたくても生きられない子どもたちがこれほどいる中、生きられるのに死んでいく子ども達が多いことに何かできないか!と考え求め続けた結果、この「7つの習慣とITTO個別指導学院」に出会えたから塾を始めました。

「失われた4年」を乗り越えて今がある・・・

千葉 教育事業に取り組んでみて、当初予想していたことと大きく違ったこと、あるいは期せずして感動したことなどありますか?

石塚 7つの習慣というコンテンツを使って「生きる力」を教えることを保護者様にご理解いただくまでの道のり、成績向上と「7つの習慣」授業をリンクする難しさ、同業者からのバッシングなど、弊社では「失われた4年」と言いますが、理想と現実のギャップに相当苦労した創業からの4年間でありました。その一方で、5年目以降これらを克服した後は感動の果実がたくさん実り自信を持って増店していきました(6月1日現在88校出店)。数が全てではありませんが、影響力という意味では規模感は大切にしています。お蔭様で比例して幸せ感も増えています(笑)。

 弊社が毎年参加している「チャレンジカップ」で毎年のように最終選考までノミネートされる子どもたちの発信では大感動と多くの気付きをいただいています。

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【2018/5月】特別版 国際教養大学の今

【2018/4月】vol.14 科学的教育グループSEG

 

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