【大村伸介】ギャングエイジの3泊4日

 いやぁ、暑い! いや、もはや熱い! 日本全土で記録的猛暑となりました今夏、いかがお過ごしになりましたか。

 私はといいますと、学校、企業での研修会、講演会は7月末と8月末に振り分けまして、小学校4年生の合宿に参加しておりました。3泊4日の行程が3コース、これで12日間、さらに準備のために2日間前倒しして現地入りしましたので、まる2週間、浮世を離れ生活しておりました。

チャレンジ合宿

 弊社所有の石川県能登島にあるキッズランドに成基学園の小4園生を集めて実施しますチャレンジ合宿。

なぜ小4なのか、それはいわゆる、“つのつく年齢”が終わり、ギャング・エイジへと移行する年齢であるからです。

ギャング・エイジ
(読み)ぎゃんぐえいじ
(英語表記)gang age
徒党時代と訳されることもある。小学校後半くらいになると仲間意識が強まり、同性・同年輩の閉鎖的集団をつくり、メンバーの間でだけ通用する合いことば、暗号、秘密の集合場所、特定の遊びなどを共有し、メンバーがそれぞれリーダー、連絡係などの役割を分担するという新奇な社会的活動がみられるようになる。この時期をギャング・エイジとよぶ。ギャング・エイジは、それまでの親や教師への一方的依存関係から脱却して、より対等で相互的な人間関係や自発的な組織構成を求め、幼いなりの自治組織をつくるための発達上かなり必然的な要求からおこると考えられる。ときとして、集団による権威への反抗という形に逸脱することもあるため、親や教師からはギャング・エイジの仲間集団は反逆や非行のしるしのようにみえるが、本質的には子供はこれによって相互性、責任感、役割分担、自他の個性、支配―服従関係などを学ぶと考えられる。『トム・ソーヤの冒険』『少年探偵団』などはギャング・エイジ物語の典型であるが、20世紀後半以降の日本では地域社会の衰退、遊び場の喪失、受験教育による余暇時間拘束などのため発達上肝要な契機をなすこの現象が、とくに都市部ではほぼ失われてしまった。このことは、学級集団におけるいじめなど、多くの子供問題を引き起こす一つの遠因として注目に値する。
【出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)】

このギャング・エイジを私たちは他者とのより多くの接点を求め、社会性が芽生える時期であると捉えています。そのギャング・エイジ達が共同生活を営むことで、21世紀型人財に求められる能力・資質を育むことを柱にしています。

 具体的には、以下の能力・資質です。

1.主体的に課題を発見し解決に導く力
2.志
3.リーダーシップ
4.創造性
5.チャレンジ精神
6.忍耐力
7.自己肯定感
8.感性
9.思いやり
10.コミュニケーション能力
11.多様性を受容する力
【教育再生実行会議 第7次提言より】

同時に弊社が独自で定めた「4J」も育みます。

 4Jとは

1.自己肯定感…「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」と感じること
2.自負心…自分を信頼し、誇りに思う心
3.自尊心…自分を敬い、重んずる心
4.自信…自分の能力や価値、可能性を信じること

 それに加えて「志」を持つことにより、自分の存在が社会でどのように役に立つのかを考えてもらいます。

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大村 伸介(おおむら しんすけ)

(株)成基総研 コーチング室 室長

集団指導塾を経て、2004年株式会社成基入社。

教室長、エリアマネージャー、本部長補佐、副本部長を歴任。

現在は、教育コーチング、パパママコーチングセミナーのトップ講師として教職員研修、保護者講演会等で全国を飛び回る。

日本青少年育成協会認定上級教育コーチ・認定A級トレーナー、主任研究員

ohmura
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