【大村伸介】ギャングエイジの3泊4日 – 最終章

みんなで踏み出す

 このようにして探究してきた「志」を最終日にはグループごとに前に出て、一人ひとり発表をします。ここでの

ルールは至ってシンプルです。グループ全員の発表が伝わったら立つ、伝わらなかったら立たない。基準は、

「この人は、このグループは、志を実現できる!」

ただそれだけです。堂々と言える子、なかなか伝わらない子、緊張から泣き出す子、本当に様々な反応が出ます。そんな様子を見て、忖度し、立つ子もいますが、そこはリーダーたちが目を光らせています。

「君たちは、同じ仲間として、この発表している人たちが『志』を実現できる人として一歩を踏み出す重大な責任を負っている」

発表も佳境を迎えますと、なぜ伝わらないのかをフィードバックし合ったり、自然と仲間を応援する声援が出たり、すでに完了した別のユニットからの応援部隊が出たり…。今まで紹介をしてきた様々なプログラムでの成果がここにきて一気に開花します。最後には、皆が自分事として仲間の「志」を捉え、そして実現への第一歩を踏み出していきます。

大人の思い込みが子どもに成長ブレーキをかける

「小学4年生に『志』なんて難しいのでは…」

「職業の先にある目的なんて果たして考え付くのかしら…」

「書けたとしても発表は…」

そんな大人の思い込みを子どもたちはものの見事に裏切ります。

 私たちの関わりの根本は、

「そう『なる』のではなく、初めからそう『ある』と信じて関わる」

ことにあります。

1 2

大村 伸介(おおむら しんすけ)

(株)成基総研 コーチング室 室長

集団指導塾を経て、2004年株式会社成基入社。

教室長、エリアマネージャー、本部長補佐、副本部長を歴任。

現在は、教育コーチング、パパママコーチングセミナーのトップ講師として教職員研修、保護者講演会等で全国を飛び回る。

日本青少年育成協会認定上級教育コーチ・認定A級トレーナー、主任研究員

ohmura
▼『アクティブラーニング』の過去記事を読む

【2018/10月】ギャングエイジの3泊4日

【2018/9月】ギャングエイジの3泊4日

 

   ≫さらに読む