【大村 伸介】得たいものを得る

明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

昨年は、全国各地の先生方にお会いしました。また、研修会や講演会、オープンスクールなどのイベント等、招聘いただき、新たな出会いに感謝をしております。新たな年を迎え、また新しい出会いを求めて、今年も精力的に活動して参ります。

先生方におかれましては、新たな年を迎え、気持ちも新たにされていることと思います。また、先生方のみならず、生徒たちもこの1年に向けての目標や決意を持っていることでしょう。

この新聞記事も多くの先生方にお読みいただいておりまして、年末にお会いした校長先生や教頭先生から、こんなことを尋ねられました。

「そういえば、大村さんの記事に、娘さんの書初めの話ありましたよね。あれね、年明けの全校集会や保護者会なんかで話して、たいそうみんな興味深く聴いてくれたんですよ。娘さん、その後どうですか?」

そうだ、リフレクションを記事にしてなかった!と気づいた次第です。そこで今回はその顛末を記事にします。T中学のH先生、N学園のF先生、H学園のN先生はじめみなさま、また全校集会や保護者会でどうぞお話しください(笑)。

昨年度1月号の記事の要約はこうです。次女が当初立てた1年の目標は、

『忘れ物をしないようにする』

でした。それがより一層パワーを持つように、言い切ってみる、肯定的表現、具体化するというプロセスを経て、

『前日準備万端』

となりました。

結果は、1年後、私と妻は次女を見守り、支援をするだけです。結果やいかに!?

意識下に入った忘れ物

書いた早々に始まった3学期は、非常に順調な滑り出しで、1月は忘れ物ゼロでした!ところが、2月に入ると忘れ物がちらりほらり…。ただ、以前との決定的な違いは、忘れ物をしたことに気づいて、取りに帰ってくるという行為が増えたことです。

ちなみに忘れ物をしないことはできないと私は考えています。それは、忘れ物が自分の意識の外にあるものだからです。言い換えれば、

『忘れ物をしない』≒『自分の意識の外にあるものを自分の意識下に入れる』

ということになります。

しかし、これだけでは抽象度が高すぎます。さらに突き詰めれば、

『注意力を増す』

『様々なことを観察する』

といったことになりますね。そして、これらをさらに具体化します。

『前日に準備をする』

『チェックリストを作る』

『チェックのお手伝いをしてもらう』

『出かける20分前にもう一度確認する』

ここまでの行動目標に落とし込んで初めて人は意識外のものを意識下に入れることが可能になります。

これも昨年度1月号の記事ですが、要は意識の外にあった忘れ物が、次女の意識下に入り始めたわけです。

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大村 伸介(おおむら しんすけ)

(株)成基総研 コーチング室 室長

集団指導塾を経て、2004年株式会社成基入社。

教室長、エリアマネージャー、本部長補佐、副本部長を歴任。

現在は、教育コーチング、パパママコーチングセミナーのトップ講師として教職員研修、保護者講演会等で全国を飛び回る。

日本青少年育成協会認定上級教育コーチ・認定A級トレーナー、主任研究員

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