編集主幹のダーツの旅

本紙編集主幹 千葉 誠一(ちば せいいち)

本紙編集主幹の千葉誠一が地域ごとの私塾事情を探るため、ダーツが刺さった地域へ赴く新連載!各地域で活躍を続ける塾や、珍しい取り組みを行っている塾などに取材を敢行。ローカルな運営法の中に、塾で生かせるヒントがある!?

いろんな塾のいろんなイマが見えてくる

【私塾REAL】Vol.29 塾の適正価格を全国に広める事を可能にするシステムとは?

 大手塾に17年勤めたあと、自分の理想とする塾を目指して開校した、TASUKE塾の崎山正樹代表は、勤めていた塾とバッティングしない場所に最初の教室を出した。生徒たちへの目線だけでなく、周囲の人たちへの優しい目線も変わらない姿勢が、短期間の成長を支えている。現状と今後の方向性を取材した。

直営だけでなく、FC展開も順調

TASUKE塾
﨑山 正樹 代表

千葉 まず創立と塾開校の経緯、塾の規模を教えてください。

﨑山 創立は2015年の1月です。17年間地元の大手塾に勤めていましたが、自分の理想とする塾をやりたいと説明して円満退職し、独立して開業しました。前の塾の教室とバッティングしないようにということで東金に開校しました。直営教室は3校で、FC教室は4校です。FC教室は多摩市や鎌ヶ谷市、船橋市などにあります。

千葉 スタート時点では順調でしたか?

﨑山 最初の2ヶ月で50人の生徒が集まりまして、おかげさまですぐに2校目に着手できました。

不登校生も受け入れる塾

千葉 指導内容とターゲット校などについて教えてください。

﨑山 地元のターゲット校として生徒数が約500名の中学校があります。塾では、映像中心の指導となっており、生徒の学力は上位から下位層まで幅広く通っていただいています。学校が嫌で不登校になりがちな生徒からも相談を受けることがありますが、どのような環境の生徒でも積極的に受け入れています。

 対象学年は小学校1年生から高校生まで、小学生は学習習慣をつけた後学校の成績向上を自立型指導で目指します。中には私立中学や公立中高一貫校の受験をする生徒もいます。中学生は地元の公立高校受験に向けた入試対策がメインとなります。

 高校生については、ウイングネットやアシスト、SRJの速読、スタディプラスなどを活用して指導しています。東金高校や成東高校、長生高校などから千葉大の教育学部や工学部、北海道大学などに合格実績を出していますので、自信を持って都内の私立大学受験にも対応できていると言えます。また、最近はAO推薦が増えているので、面接試験対策も重視するようにしています。

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