【出口 汪】塾のあり方を改革する

この頃、残された時間というものを考えます。人の命に限りがあるなら、時間は命です。それなら私が残りの人生で何をするにせよ、それは命を削るということに他なりません。限られた時間の中で、何かを選べば、何かを棄てるということなのです。

そこで、私は新しい時代に向けての最高の学びの場、真剣に学ぼうとする人たちのコミュニティ、これらを作り上げることに命を削ろうと決意しました。

DMMオンラインサロン「出口塾」

今春、2歳から12歳までの新しい幼児童教室「出口式みらい学習教室」を立ち上げ、全国でフランチャイズ展開を始めました。西新宿と白山では直営教室を作りました。次は、中学生・高校生の国語力、読解力、論理力を養成する場、大学生や社会人が本気で学ぶ場、これらを提供することが私の使命だと覚悟を決めたのです。

そこで開設したのがDMMオンラインサロン「出口塾」、月額3,000円で、私から国語のすべてを学ぶことができます。

塾の経営者のみなさんにお伝えします!

どの塾も英語や数学には力を入れているのですが、生徒の国語力を確実に伸ばす塾はほとんど存在しません。なぜなら、国語の問題を正確に分析し、それを生徒に論理的に伝えることは専門の講師でも困難なことなのです。現に、多くの国語、特に現代文の問題集の解説が必ずしも一貫した解き方ではなく、しかもいかに曖昧な部分を残しているか、それを考えれば明らかだと思います。

塾の講師の方が「出口塾」で腕を磨けば、講師力は格段とアップします。「論理エンジン」「論理エンジンキッズ」を採用している塾は、さらに成果を上げることが可能です。また国語の苦手な生徒に入会させると、確実に成績を上げることができるので、集客に困らなくなります。「出口塾」で教える国語はすべての科目の土台となる論理力をも鍛え、記述式問題が得意になり、新テスト等の新傾向問題にも強くなります。一応、中学生以上が対象です。

音声による講義

では、具体的にどのような方法なのか?

「システム中学国語シリーズ」「システム現代文シリーズ」「好きになる現代文シリーズ」「現代文実況中継シリーズ」「現代文レベル別問題集」など、私の問題集等をテキストにし、私の音声講義を聴きます。何故音声講義かというと、今までの経験から、衛星放送で画面を見るよりも、昔旺文社のラジオ講座で講義をしていたのですが、音声による講義の方が集中して学習できると知っているからです。耳で音声による講義を聴きながら、テキストを読み込むことが最も効果的なのです。

国語ができないのは、一貫した論理的な読み方、解き方を習熟していないからです。それには一定の量の問題を一貫して読解法でこなしていく必要があります。実際週一回の授業では量が不足しています。そこで、誰でも必ず国語力、論理力が身につくまで、「出口塾」ではふんだんな問題練習と、講義を受けることができるのです。まさに学び方革命と言えるでしょう。

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出口 汪(でぐち ひろし)

株式会社水王舎 代表取締役


関西大学大学院博士課程単位修得。代々木ゼミナール、東進ハイスクールの講師を歴任し、「国語の文章を論理的に読解する手法」を授業に取り入れ、一躍カリスマ講師としての人気を博する。その後、1993年には「総合予備校S.P.S」を、2000年には教材開発・出版を目的とした「水王舎」を設立する。

2003年に発行した「論理エンジン」は、国語を感覚的に解くのではなく、筋道を追って論理的に解くことの重要性を説き、全国公立私学250校以上が採用するなど、大ヒットを記録する。

広島女学院大学客員教授、基礎力財団評議員。著書『はじめての論理国語(水王舎)』『出口先生の頭がよくなる漢字(水王舎)』『知っているようで知らない夏目漱石(講談社)』など著書多数。

morigami
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