【近藤 晃嗣】楽天の教育事業部が考える 教育市場におけるネットワーク

育市場におけるネットワーク形成の重要性

楽天では、Eコマースやフィンテック、デジタルコンテンツ、通信など、様々な分野で70以上のサービスを提供しています。

これらのサービスを結びつけ、独自の「楽天エコシステム(楽天経済圏)」を形成しています。教育事業部では、楽天がエコシステムを形成する上でこれまで蓄積してきた様々なサービス開発の知見を用い、それらを国内の教育業界の方々と共有していくことで、日本の教育を今よりもさらに盛り上げていきたいと考えています。世界的に見れば、日本の教育市場は日本が持つ経済的競争力と比較するとまだ小さいと言えます。そのような状況の中で、世界でも通用する教育サービスを実現するためには、業界内のネットワークをより強化していく必要があると考えています。具体的に言えば、楽天の場合、グループ内のサービスを利用すると利用者に「楽天スーパーポイント」が付与され、更なるグループサービスの利用が促進されます。その結果、グループ内で複数のサービスを利用するユーザーの割合を示すクロスユース率は70%を超えています(2019年6月末時点)。こうした利用者のクロスユースを促進するノウハウを教育業界で活用することができれば、教育業界内で各種サービスのクロス利用を促進するだけでなく、業界外からの流入も見込むことができ、結果的に日本の教育産業を今より活性化させることができると考えています。

今後、国内の教育関連企業とそれぞれの学習ツールやサービスの連携を強化させていただき、強固なネットワークを構築することができれば、ネットワーク内のサービス利用者に新たなメリットを提供する機会を増やすことができます。それぞれの学習ツールを利用してポイントを貯めたり、英単語学習ツールで学んだ際の結果に合わせて、英文法の学習ツールを提供したり、他の教科と連動したコンテンツの制作することなども可能となります。楽天が得意とするクロスユースのメリットを業界内の方々と連携し、世界に誇れる教育ネットワークを構築したいと考えています。

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近藤 晃嗣(こんどう こうじ)

楽天株式会社インベストメント&インキュベーションカンパニー
教育事業部マネージャー


新卒で楽天に入社後、WEB広告の企画・販売を担当。教育大手企業へ転職し、首都圏の学校を担当。楽天傘下のアプリ開発会社に転職し、開発ディレクターと営業マネージャーを兼務。2018年、楽天に戻り、現在は教育事業部セールス&コンサルティングチームのマネージャーと学習アプリのプロダクトマネージャーを兼務。

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