編集主幹のダーツの旅

本紙編集主幹 千葉 誠一(ちば せいいち)

本紙編集主幹の千葉誠一が地域ごとの私塾事情を探るため、ダーツが刺さった地域へ赴く新連載!各地域で活躍を続ける塾や、珍しい取り組みを行っている塾などに取材を敢行。ローカルな運営法の中に、塾で生かせるヒントがある!?

【私塾REAL】特別版 ネットワークを最大限利用し、人と人の繋がりを大切に!

私塾ネットの役割

任意団体の強みは、公の規制に縛られずに表現、行動できることで、それは本来の塾のあり方だったはずです。一方、諸先輩方の努力で、塾は社会的に認められるようになってきました。公共機関から認可される事も多くなり、学校や地方公共団体及び国との壁もかなりなくなり、その点では活動もしやすくなってきました。しかし、ある程度の規制は受け入れなくてはなりません。よって、私塾ネットは、任意団体の特性を活かし、他の認可団体と協力しながら、学習塾の将来を考えていきたいと思います。

また、「ネットワーク」という文字が象徴するように、私たちは、人と人で繋がってきました。先日も会議の時に、それぞれの入会した理由を聞いてみると、「○○さんがいたから」というものがほとんどでした。中には強引に誘われた方もいるようですが(笑)。創立当初(2001年)は、人的なネットワークはもちろんですが、時代がインターネットの活用が不可欠になってくる世の中になることを意識して、「ネットワーク」という言葉を入れたのも事実です。しかし、このような時代だからこそ、今一度、人と人の繋がりを大切にしていきたいと思っています。任意団体ですから、入会の基準も緩やかです。賛助会員(学校・企業)の方にはHPへは自由にバナーを貼っていただいたりしています。私塾ネットへ入会すると、様々な繋がりができると認識される団体でいたいです。

 

私塾ネットのこれから

「ICTだ!」「教務力だ!」「自立学習だ!」「英語だ!」「発達障害の対応!」などなど、将来の教育を考えると、どれも大事なことだと思います。そこで、私塾ネットは敢えて今後の方向性に舵は取らず、出てきた問題に柔軟に対応し、人との繋がりの中、一緒に考えていく所存です。よって、私塾ネットは今後、人脈を広げていくことが大きな目標の1つになります。2020年4月に当会は20周年という節目の年を迎えます。日本の将来を考えるとき、つい経済が優先されてしまいがちですが、「教育」なくして日本の将来は語れません。そして、生産人口は減っていく中、さらにその中でも非納税者が増えていく可能性も現代社会の課題です。「教育」の力でそれらはできるだけ阻止していきたいものです。また、これから子どもたちが生きていく社会に環境問題は欠かせない問題です。2030年までの国際目標として挙げられたSDGs(持続可能な開発目標)も、大手企業をはじめとして日本でも活発になってきましたが、このような課題にも向き合っていきたいと思います。

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