編集主幹のダーツの旅

本紙編集主幹 千葉 誠一(ちば せいいち)

本紙編集主幹の千葉誠一が地域ごとの私塾事情を探るため、ダーツが刺さった地域へ赴く新連載!各地域で活躍を続ける塾や、珍しい取り組みを行っている塾などに取材を敢行。ローカルな運営法の中に、塾で生かせるヒントがある!?

【私塾REAL】特別版[教育対談] 新しい教育はコレだ!!

自習がきちんとできる生徒は学力が伸びる

千葉 こんな塾が凄い。塾のこんなところが素晴らしいというものがあれば教えてください。

出口 自習室だけで生徒の学力を飛躍的に伸ばしている塾があります。自習室が足りなくて、同じビルの喫茶店と提携して生徒が自習できるようにしてたり・・・塾名を「自習室」に変えたりして(笑)。

孝橋 生徒が自分できちんと自習できるというのは良いですね。タブレットは教育してくれませんが、生徒が自分で使って知識定着などを効果的にすることはできます。

千葉 鹿児島ラサールの近くには沢山の自習室があって、生徒たちはそれぞれ自習室に参考書や問題集を置いて毎日学習しているそうですが、一度習慣化すれば生徒にとって強い味方になるのでしょうね。

 

ロボットが人材不足を解消してくれる

千葉 教育業界の人材不足をどうしたら解決できるのでしょうか?

孝橋 現在ユニボという卓上型の学習支援ロボットに入れる、そろばんのアプリを開発中です。塾の入口での挨拶だけでなく入退室管理や成績履歴の管理を含め、そろばんの入門編や昇級する際の技の習得に活躍してくれると期待しています。

出口 凄いですね、AIロボットはこれからどんどん教育分野で広がっていくと思います。英語でもネイティブの発音はロボットでやれば問題ありませんし、ロボットは故障や不具合はたまにあるでしょうが、突然母国に帰国したり、間違えたりすることはありませんから(笑)。

 

小中で身につけ高校で鍛えて大学受験へ

千葉 教育の未来について。デジタル世代に欠かせない学びとは何でしょうか?

出口 「出口式音声講座」は大学受験まで見据えた長期的指導が可能です。小学生のうちに論理的思考力を身につければ、大学受験そして社会に出てからも自分で活用することができます。中学生には「論理エンジンOS」を用意してあり、基礎的な論理力を身につけることができます。その上で、「大学入試必須編」に取り組んで、大学入試に役立つ高度な文脈力・読解力を養成します。OSを学び終えた中学生に対し、高校合格後の学習プランを提案できます。デジタル世代は、パソコンだけでなくスマホを使っていつでもどこでも好きなだけ学ぶことが可能です。

孝橋 仲間といくつかのプロジェクトに取り組んでいますが、ロボットやタブレットなどデジタル機器はもう欠かせませんね。それと2~7歳の優秀な生徒を集客するためには、出口先生の「RONRI」を活用しなければなりません。私たちは小中高とつなげていきたい。そのためには、強い中等部をつくり、そこから強い高等部をつくる、つまり本物の高等部をつくりたいのですが、そのための準備・実験期間が終わり、いよいよ本格化していくことになります。ご期待ください。

(2019年12月15日、京都市にて取材)

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