編集主幹のダーツの旅

本紙編集主幹 千葉 誠一(ちば せいいち)

本紙編集主幹の千葉誠一が地域ごとの私塾事情を探るため、ダーツが刺さった地域へ赴く新連載!各地域で活躍を続ける塾や、珍しい取り組みを行っている塾などに取材を敢行。ローカルな運営法の中に、塾で生かせるヒントがある!?

【私塾REAL】特別版 私学の新型コロナ対策『多様な対応で忍耐強くコロナ後を待つ私学』

短縮される夏休み

2021年度からの9月入学が議論されており、今年の夏休みは9月入学の予行演習的なものとして、短縮されたり振替授業が夏期講習会のような形で行われたり、例年とは全く異なる特殊な形態になるかもしれない。

仮にオリンピックが首都圏を舞台に行われれば、来年の塾や予備校の夏期講習会も様々な規制を受ける可能性がある。こちらも今から準備して行く必要がありそうだ。

 

シティホテルと老舗旅館の休業&営業から学ぶ

余談になるかもしれないが…。

東京ドームホテルの「ライト・イット・ブルー」

高級シティホテルの多くが4月上旬に5月末までの「当面休業」を決めたのはなぜだろうか?プリンスホテルと帝国ホテルそして椿山荘やロイヤルパークホテル、さらにヒルトンホテルやブライトンホテル、外資系のペニンシュラホテルやザ・リッツ・カールトンホテル…これに対して、リーガロイヤルホテルや東京ドームホテルなどは宿泊可能としているが、レストランやバー、宴会などは営業休止になっている。また、ルームサービスやジムそして大浴場なども中止である。

京都の老舗旅館の代表格、柊家と炭屋は予約可能、俵屋は公式HPがないので営業の実態は公開されていないが、客筋によるのかもしれない。京都のいわゆる「お茶事」は密にならないように配慮して行われているようだ。営業しているとははっきり言っていないが、「なかなか難しいものですなあ」とサジェスチョンして客に悟らせる雰囲気なのである。

顧客に逃げられたくないので営業している風情だが、筋の悪い客は断れるように上手く構えている。新型コロナの影響で価格の下落を招いている状況だが、高価格と高品質を維持するためには、客層が変わらないような工夫が必要なのであろう。

 

生徒が主役で「with corona」

現時点ではワクチンも治療薬も定まっていない。新型コロナと一緒に生きていかなければならない生活において、学びの場は新たな変革を迫られている。逃げられない不透明な時間が続くが、教育現場では、指導者が向き合う生徒たちが主役であることだけは確かだ。

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