編集主幹のダーツの旅

本紙編集主幹 千葉 誠一(ちば せいいち)

本紙編集主幹の千葉誠一が地域ごとの私塾事情を探るため、ダーツが刺さった地域へ赴く新連載!各地域で活躍を続ける塾や、珍しい取り組みを行っている塾などに取材を敢行。ローカルな運営法の中に、塾で生かせるヒントがある!?

私塾のトップに聞く:篠原 雅成 校長【学校法人 日本航空学園 日本航空高等学校】 山梨県

【学校法人 日本航空学園 日本航空高等学校】とにかく生徒たちを見て欲しい!!

高い大学合格実績と就職率100%

千葉 大学受験の実績が高いだけでなく就職率も高いですね。

篠原 2021年4月に「日本航空専門学校」から「日本航空大学校北海道新千歳空港キャンパス」に名称変更する新千歳空港キャンパスの生徒たちは在学中に整備士資格を取得し、100%の就職率を誇ります。特に多くの生徒が進む航空業界では高い評価を得ています。山梨や石川のキャンパスの全日制や通信制の生徒も就職希望が100%の就職率で、大学進学も自分の希望するところに進学しています。

千葉 部活でも頑張った生徒たちは進学した大学でも高い評価を得ているようですね。

篠原 はい、当校では勉強だけでなく、人間教育と部活ありきですし、寮生活で鍛えられていますので、進学した大学でホームシックもありませんし、問題も起こしません。寮生活においては、各学年のリーダーや全体のキャプテンの指導のもと規律やリーダーシップが心身に染み込みますから、大学進学後も色んな場面でリーダーシップを発揮する人が多く見受けられます。日本航空学園として伝統的な、前向きなメソッドで明確な生活指導をしていることが大きな要因ではないでしょうか?

 

卒業生も感動する学校説明会

千葉 卒業生が教師になって学校説明会に来るというケースもあるのでしょうね?その中で何か記憶に残るエピソードはありますか?

篠原 あります。山梨県の学校の教師になったバレー部の卒業生が一人いまして、中学生を紹介してくれたりしていたのですが、ある時私が中心になっての学校説明会に出席したのです。パワーポイントで説明したり生徒が校内案内をしたり、部活のバフォーマンスやアトラクションを見てもらったりしました。ほっと一息ついているところに彼が近寄ってきて「先生最高!!」って囁いたのです(笑)。
「なにが?」と言ったら「私は卒業生なので手前味噌みたいになるが、自分の卒業した母校の説明会と見学が一番良い。感動しました」彼の時代から脈々と続いている伝統に感動してくれたのです。たぶん彼の時代の先輩は怖かったと思うのですが、今はそんなことはありませんので、是非一度見学して欲しいと思います。

 

伝統と経験に基づく教育指導を受け、世界に雄飛

千葉 先程お会いした梅沢重雄理事長は「うちはテーマパークだ」「伝統と経験に基づく教育指導を受けた生徒たちは、世界に雄飛する」とおっしゃっておられましたが、日本航空学園の他校にない特色とは何でしょうか?

篠原 そうなんですね(笑)・・・そうですね、日本航空学園は元々学力や意識の高い生徒ばかりが集まっているわけではなく、先輩から後輩に色んな事を脈々と伝えていく伝統、そして自然に生まれていく母校愛、さらには勉強や資格取得と部活の文武両道など、私たち職員がこうなって欲しいという願いや指導だけでなく、あくまでも生徒たちが主役といいますか、勉強や部活のパフォーマンスに真剣に取り組み、主体的に成長してくれることで得られる生徒の家族や校外からの評価に注目したいですね。つまり生徒たちが主役ということです。その結果として、高い進学実績や100%の就職率もあり、社会に出てから世界に雄飛して欲しいです。

千葉 本日はありがとうございました。

   

梅沢重雄理事長の著作

(2020年11月25日、山梨県甲斐市の日本航空学園にて取材))

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