編集主幹のダーツの旅

本紙編集主幹 千葉 誠一(ちば せいいち)

本紙編集主幹の千葉誠一が地域ごとの私塾事情を探るため、ダーツが刺さった地域へ赴く新連載!各地域で活躍を続ける塾や、珍しい取り組みを行っている塾などに取材を敢行。ローカルな運営法の中に、塾で生かせるヒントがある!?

いろんな塾のいろんなイマが見えてくる

【私塾リアル】Vol.44 次世代の英語教育、その先にあるものは?

点から線、そして面へ、さらに世界とつながる?!

千葉 ESNの目的・目標は国内の教育がメインなのですか?

久保 国内はもちろんですが、教育のオンライン化の時代だからこそ、全世界とのコミュニケーションを広げていく可能性を期待しています。たとえば、海外で活躍している教え子たちがSNSなどで現地の写真や動画を公開したら、後輩の生徒たちを前に、海外の先輩から説明をしてもらうとか、生徒たちとの質疑応答をしてもらうとか、他では得られない教育が広がっていくと思っています。それをきっかけとして、若い人たちにもっと世界規模の夢を持ってもらいたいですね。

千葉 学校の先生というと学校が自分の世界の中心みたいになっていますね?

久保 その限りではありませんが、そうなってしまっている先生もいるのかもしれません。内に籠らないようにするため、出来るだけ先生方同士の交流や情報交換が必要だと思います。しかし、外部との交流をさせたり研修に参加させたりすると、本人が転職したり、引き抜かれたりという心配を学校側がするようです。外に出なくなった先生は成長しなくなりますから、もう少し開かれた学校にしていく必要があると私は思っています。

千葉 これまで足かせになっていたバリアを取り払って、全国の先生方のネットワークを広げて、こんなこと出来る先生がどこかにいる・・・というしくみにすればいいのですね?

久保 その通りです。何かメッセージを投ずれば、誰かにぶつかり、新しい仕事が生まれていきます。もっとオープンな研究会にして発展させていきたいですね。

高瀬 3人からスタートして現在全国に700人前後の先生方が登録していますが、点と点から線と線になってきたという気がします。これから少しずつ面になっていけばいいと思います。

千葉 本日お忙しいところ、お時間頂戴しましてありがとうございました。貴会の取り組みは定期的に取り上げて行く予定ですので、引き続き宜しくお願いいたします。

(2020年12月8日、東京芝の東京女子学園にて取材)

 

ESN「英語教育総合研究会」HP http://es-network.org

 

東京女子学園中学校・高等学校新校舎を建設予定

ESN英語教育総合研究会の久保先生・高瀬先生が務める東京女子学園中学校・高等学校は、2023年に学園創立120周年を迎えます。その記念事業の一環として現在、校舎を建て替え中。新校舎は学校だけでなくビジネスオフィスも入る予定とのことです。

  

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