【サイバー先生が行く!】「1対1」×40人分 がつながるまったく新たな 授業形態を実現できました!~筑波大学附属 坂戸高等学校~

サイバー先生

「筑附」「筑駒」とともに筑波大学の附属校として知られる「筑坂」こと筑波大学附属坂戸高等学校。全国初の総合学科を開設したという横顔を持ち、SGH指定校に裏付けされた先端的な教育活動にも定評がある同校に、今回タブレットによる最新のICTシステムが導入され、主に英語の授業で有効活用されているとのことで取材に伺った。

老朽化したLL教室に代わって、新しいICT授業支援ツールを導入。

埼玉県の中心部坂戸市に位置する筑波大学附属坂戸高等学校( 田村憲司校長)は、1994(平成6)年に全国初の総合学科となる「総合科学科」を開設したことで知られる。生徒たちは2年次から「生物資源・環境科学」「工学システム・情報科学」「生活・人間科学」「人文社会・コミュニケーション」の4つの科目群に分かれて学習。それぞれに選択必修科目、自由選択科目、実習科目が用意され、受験向けの学習と実習科目の学習をバランス良く履修できるのが強みだ。

SGH(スーパーグローバルハイスクール)の指定校であることからも、先端的な教育・研究に積極的に取り組む姿勢が伝わる「筑坂」だが、特に英語科の授業において、双方向対話型のアクティブラーニングが体現的に行われていることが注目されている。「老朽化したLL教室の改築を検討していたときに、そもそもLL教室である必要性に疑問を感じました」と話すのは、同校英語科の教員であり、日本国際バカロレア教育学会の役員も務める熊谷優一先生。熊谷先生は、従来のLL教室の用途であれば、わざわざLL教室をリニューアルするまでもなく、タブレット等を使った新しいシステムで対応できるのではと考えたという。

ICTの導入に積極的に取り組む熊谷先生

「LL教室は、手本となる音声を生徒がヒアリングしながら発声練習し、さらに手本と重ねて自分の発声を録音することでその違いを聞き比べる使い方が基本。これなら例えばタブレット等を用いたもっと簡易なシステムでも対応できるはず」と、最新システムの情報を収集。その中から採択されたのが、NTT IT株式会社のICT支援ツール『サイバー先生』だ。

学校におけるICT環境と言えば「教師用パソコン」「電子黒板」「生徒用タブレット」が主な構成機器。『サイバー先生』はそれらを無線LANでつなぎ、より効率的かつ効果的に活用する授業支援ソフトウェアである。音声はもちろんのこと映像素材も共有できるなど、LL教室を改築するよりもコストを抑えつつ、LL教室以上の学習の広がりを実現。NTT IT株式会社とともに導入に関わった教育産業株式会社のノウハウもあり、いま話題のアクティブラーニングに最適な学習環境も構築する。

1 2 3