【大村 伸介】心の核にアクセスする質問

緊急事態宣言が解除され、新政権が発足し、と目まぐるしい変化を見せております今秋ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

延期になっていたであろう学校行事も再開となり、京都や奈良の街には少しずつではありますが、観光バスに乗った修学旅行生も見られるようになりました。
かつての風景と違う点は、みな一様にマスクをしているということでしょうか。
しかし、楽しげな表情や嬉しそうな笑顔は、かつてとなんら変わりはないように思います。

 

3種類の質問

さて、前回お伝えをしていた通り、今回は無意識に光を当てる質問を取り上げます。

その前に、「質問」と「詰問」の違いはなんでしょうか。
それは、根っこにあるものの違いです。
根っこに「判断」があって、そこから出てくるのが「詰問」、根っこに「興味」があって、そこから出てくるのが「質問」です。

そして、その「興味」を向ける対象の違いから、教育コーチングでは、「質問」を大きく3つに大別して考えます。
第1レベルが「頭にアクセスする質問」、第2レベルが「心の核にアクセスする質問」、第3レベルが「体感にアクセスする質問」です。

 

頭にアクセスする質問

この質問は、「物事への興味」から出てくるものです。
例えば、こんな質問です。

そして、この質問を受けたクライアントに起こることは、次の通りです。

 

心の核にアクセスする質問

この質問は、「クライアント自身、クライアントの内面に対する興味」から出てくるものです。
例えば、こんな質問です。

いかがですか。
先ほどの質問とは大きく異なる質問が並んでいます。
こういった質問を受けたクライアントに起こることは、次の通りです。

1 2

大村 伸介(おおむら しんすけ)

株式会社成基総研 コーチング室 室長


集団指導塾を経て、2004年株式会社成基入社。

教室長、エリアマネージャー、本部長補佐、副本部長を歴任。

現在は、教育コーチング、パパママコーチングセミナーのトップ講師として教職員研修、保護者講演会等で全国を飛び回る。

日本青少年育成協会認定上級教育コーチ・認定A級トレーナー、主任研究員。

ohmura
▼『アクティブラーニング』の過去記事を読む

【2021/10月】無意識に光を当てる質問

【2021/9月】無意識に光を当てると

   ≫さらに読む