【学びエイド】私の塾に5分の映像講義が、もたらした変化

講師不足の地方塾でも、理科・社会ができるようになったのは大きい

「導入を決めたもう1つの大きな理由は、通年で理科・社会の指導を行えることです。四国進学会に通う生徒の8〜9割は国公立大学を目指しています。しかし、これまで、全校舎が通年で授業を行えるのは数学・英語だけでした」。

国公立大学を目指すセンター試験受験者は、5教科のどの点数も落とすことはできない。にも関わらず、十分に授業が実施できていなかった原因は、深刻な「人材不足」だという。

「理科や社会の授業をやりたくても、講師が足りなかったんです。地方塾の講師不足は、徳島県に限らず大きな課題だと思います。学びエイドを導入してからは、5教科全てのカリキュラムをしっかり打ち出せるようになりました。さらに、小論文などの講義のラインナップも増えたので、サポートできる幅がかなり広がりましたね」。

学びエイド代表の廣政氏が、学びエイドのテーマとして掲げていた1つが“教育機会の均等化”だ。導入後、半年を迎えた今、地域間の教育格差を失くす役割は着々と果たされているようだ。

PC受講風景

小さな目標にも、大きな志にも。やる気のカギは、“5分”の講義

学びエイドの導入を検討する塾にとって、一番気になるのはやはり、実際に「学習効果」が現れているのかというところだろう。

「ある女子生徒は、学びエイド導入後、指定された講義以外もどんどん受講を進め、オリジナルの授業ノートをつくるなど自分から積極的に取り組んでいます。彼女に限らず、自分に合った講師を見つけるために様々な講義を見たり、学びエイドの活用方法を自分なりに考えて工夫したりする生徒は多く、“自立型学習”に繋がっていると感じます」。

教室長や先生に言われなくても、自分に合った勉強の仕方を自分で見つけようとする。それは、塾にとっても生徒にとってもある種、理想の状態だといえる。では、なぜそのような状態が実現できたのだろうか。

「もちろん、アニメーションなどを使った、わかりやすくて面白い講義が充実しているのもありますが、『1コマ5分』の短さはかなり効いていると思います。以前、別の映像授業を導入した時は、先ほど例に挙げた女子生徒も含め受講率が低く、継続して受ける生徒がほとんどいませんでした。講義時間が80〜90分くらいだったので、大半の生徒は見終わる前に疲れてしまったのだと思います。一方、学びエイドは1コマ5分なので、『この鉄人は、自分に合っているかな?と軽い気持ちで見ていたら、いつの間にか一単元が終わる』のだそうです(笑)」。

塵も積もれば山となる。千里の道も一歩から。「5分だけ、頑張る」という目標を、一回一回、確実に達成する。そのことで、自信が生まれ、次へのやる気や大きな力に繋がってくるのだ。

小さな目標を着実に達成することは大切だが、それ自体が目的になってしまっては意味がない。自分の可能性を信じ、広げ続けるためにはやはり、その先に大きな「志」が必要だ。

「ある高2の男子生徒は、元々地元の偏差値50前後の大学を志望していました。しかし、学びエイドで勉強する内に偏差値65前後の大学へと志望校を引き上げたんです。これまでは『自分の学力は、大体このくらいだろう』と勝手に自分のレベルを低いところに置いていたのですが、学びエイドを通して実際の難関校の入試問題に触れたり、色々な解き方があることを知る内に不安が軽減されたのだと思います。彼は今も継続的に学びエイドを使っていて、夏休みの内に2年生の学習内容が終わりそうです」。

高い目標へと、高2の早い内にシフトできたことは、目標実現の可能性を大きく高めたに違いない。

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